|
40代社長は珍しくなくなったが、それでも「サラリーマン社長」の40代は極めて異例だ。 シャープの片山新社長(49、4月1日就任予定)の誕生で、40代トップに再び注目が集まる。彼らの評価はいかに――。 入社試験の面接で「何をやりたいですか」と聞かれたひとりの若者が、こう答えた。 「経営をやりたいです」 シャープの片山新社長だ。片山氏は東大工学部の出身。技術系の学生だけに、質問した方は「太陽電池」「液晶」といった回答を思い浮かべていた。ところが、いきなり経営と言われ戸惑ったに違いない。 もっともシャープ入社後、片山氏は液晶事業に携わり経営とは無縁の現場で頭角を現していく。 会見で「すごく年を取った。(しかし)海外では決して若くない。年に関係なく努力しないと通じない」と気を引き締める。 「同じ40代でも三洋電機の井植社長は苦労しているし、一概に40代トップでくくるのは難しいが、体力、気力が充実している年齢であるのは確か。シャープの片山新社長も『働きバチ社長』としての役割を担っていると思う」(神戸大学大学院経営学研究科の長田貴仁助教授) 前ダイエー社長の樋口氏(元日本HP社長)もダイエーでは苦労した。思い描いた経営路線を貫けず、得意分野のIT会社に転身。マイクロソフト日本法人の次期社長に新天地を求める。 ローソンの新浪社長も親会社・三菱商事の方針とうまく折り合いをつけながら経営の舵取りをしなければならず「案外苦労している」(コンビニ関係者)といわれる。 一方、樋口、新浪両社長と同じくサラリーマン社長組の任天堂、岩田社長は「Wii(ウィー)」や「DS」のバカ売れで評価を高めた。 「DSは前社長の山内相談役の息のかかったビジネスでしたが、ウィーは岩田社長が進めた事業。若造のくせにという悪評を一掃できた」(経済ジャーナリスト) やっぱり「若造」はキーワードのひとつ。シャープ片山氏も役員は全員自分より年上。 「1、2年で年上役員をすべてなくす勢いで取り組まないといけない」(前出の長田氏)と釘を刺す。 シャープに刺激され、次々と40代社長が生まれることになるか。 |
| << 前記事(2007/03/05) | トップへ | 後記事(2007/03/12)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2007/03/05) | トップへ | 後記事(2007/03/12)>> |